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	<title>サーモグラフィ | 不眠症で眠れない悩みの解決法と音楽療法</title>
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	<description>眠れない夜のための癒やしのヒーリング音楽</description>
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		<title>人を計る（測る、量る）</title>
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		<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 06:34:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>外側から見えない人間の内部状況を定量的に測定するのはコツと経験、それに明確な基準が必要になります</p>
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     crossorigin="anonymous"></script></div></aside><p>心理学に限らず人文科学系の学問で一番重要なのが、結果や原因の流れをどうやって数値化するのか？というお話。「Aという状態にBをしたらCになった」場合、普通の感覚だとBしたらCになったんだったら間違いなくBが原因だろう、となるのだけど科学的な考え方だとそう簡単にはいかない。</p>
<h3>数値化</h3>
<p>理論を組み立てたり実験を行う上で数値化されているかどうかは大問題だ。物質の熱さが問題なのに「暖かそうだった」「さっきより冷たかった」では話にならない。温度の測定をきちんとしてこそ微妙な変化がわかるというもの。しかし心理学ではそれがかなり難しい。人の感情や意識に単位はないわけで（あったとしても測定方法がわからない）今の状態は30怒りとか7悲しいとかいうわけにはいかない。泣いていた子どもが笑ったのなら見た目の変化としては大きいのだけど、それでも実は表情だけ無理に笑っているのかもしれない。直接の測定ができないのはどうにももどかしい。</p>
<h3>心の数値</h3>
<p>心理状態の測定で一般の方が最初に思いつくのは脳波とサーモグラフじゃないだろうか。テレビの健康番組などではおなじみで、「アルファ波が出たから落ち着いてます」「グラフに赤い部分が増えたから活発になってます」等とよく言っている。なんとなく見た目にも派手だしわかりやすいことは否定しないのだけど、そんなに簡単に断言されても、と苦笑するしかない。中にはほとんど関係ない場面で誤差範囲のものを持ってきて無理矢理こじつけている場面も目にする。注意して欲しい。</p>
<p>脳波を測定する方法は昔に比べるとはるかに安くなって測定方法も簡便になった。私が学生時代には一回の測定準備と結果考察で莫大な時間がとられた。装置自体も高価でなかなか触らせてもらえない代物だった。簡単になったのはいいけれど記録した脳波について検討することは今も昔も職人芸的なトレーニングが必要になる。コンピューターが手伝ってくれても所詮は参考程度。というよりも脳波自体が参考程度と言えなくもない。</p>
<p>もちろん現在の「状態」変化をある程度は追うことができるし、てんかんのスパイク波の有無を調べるのにはかかせない重要な機械だ。しかし昔のSFのように脳波を読み取ってその人が何を考えているか、なんてことがわかる時代はまだまだ先のことのようだ。そこまで望まなくても波形変化だけで感情を決定するのは乱暴だ。</p>
<h3>その他の数値</h3>
<p>心に関することで測れそうなことはまだまだある。顔面の紅潮具合（色の変化）表情の変化（形状の移動）震えや貧乏ゆすり、まばたき、あくび、ジェスチャー、呼吸、脈の頻度（回数）等々これも脳波と同じぐらい参考にはできる。無駄にはならない。</p>
<p>しかしここまで読んで多くの人が思うだろうけど「で、数値化できたから何なのだ？」という最初に戻る疑問だが、もちろん「数値化なんてしなくていいんじゃないか？」と考える人も多い。</p>
<h3>状態観察</h3>
<p>「数値化できない部分は細かく観察することでカバー」簡単に言うとこういうことなのだが、これを実行するのはなかなか難しいし他人にも伝わりにくい。しかし人の状態をよく知るためにはその難しい道を行くしかない。</p>
<p>例えば一人に音楽を一時間聴いてもらって起こる変化を観察したいとする。細かく観察しようとするとノート１０ページは軽く超える観察記録ができる。そして本人にも詳しく話を聞く。アンケートにも答えてもらうが「音楽は心地よかったですか？Yes/No」なんて聞いてもあまり参考にならないのだ。</p>
<p>そして重大な問題が観察や測定をすることで、その人本人の状態が変化してしまう、ということ。当たり前だが目の前に人が座って必死にノートをとっていたら気になってしょうがない。だからといってマジックミラーの部屋を用意したりビデオカメラを用意すればそれも気になる。隠し撮りしたって「調査です」なんて事前に言えばすぐにばれるだろう。</p>
<p>物理学の不確定性原理のような深遠な話じゃなくても、人を観察する時には当たり前のように起きてしまうもどかしい問題。この問題に対処するのにいろいろな方法があるのだが、基本的には観察者がそこにいて当たり前の状態を作る、というもの。何日も、時には何週間も一緒に過ごして普段通りの様子が見られるようにする。そして目の前ではなるべく記録をとらない。（憶えておく）全てのケースでこんなに時間をかけられるわけではないけど、重要な部分ではこれしか方法がない。</p>
<h3>分析する</h3>
<p>数値化されていないものも最後には分析して考察しなければならない、のだけれど中々簡単には結果が出ない。人によって、そして場面によって結果はかなりばらつきがある。最後に「良かった」「悪かった」だけですむ話でもない。何か変化があった部分を抜き出して再調査したり、逆に原因と思われるものを削除して再実験を行ったりする。一つの調査の考察は常に次の調査への課題を含んでいる、というお話。</p>
<p>学生の頃に教授が「人の心は数値化できないから面白い」というような話をされた。「それぐらい奥深いテーマなんですよ」という意味だろうけど、思い出す度に人を観察する難しさに苦笑してしまう。</p>
<p>注：ここで扱った数値化の話題は主に感情をテーマにしたものです。心理系では特に学習や記憶に関するものはかなり数値化の手法が確立されています。（語彙、記憶量、反応時間等）</p><p>The post <a href="https://www.soszzz.com/mental/psychology/117">人を計る（測る、量る）</a> first appeared on <a href="https://www.soszzz.com">不眠症で眠れない悩みの解決法と音楽療法</a>.</p><div class='yarpp yarpp-related yarpp-related-rss yarpp-related-none yarpp-template-list'>
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